不動のキミ
先日は糖分の日でしたね。
私はチョコレートを食べませんが、
お高いショコラなどの細工は目にも美味しいですね。
ただ、餡マニアの私としては、
大好きな人に心を込めて赤福を送る日、が
あってしかるべきだと思うのですがね。
さて、ここに1羽の稀なる内股の小鳥がいます。
もちろん竜胆です。
竜胆はその内股に似合わずおもいがけないスピードで走る場合があり、
だけど走ると高確率で足をもつれさせて転がるものですから、
私はいつもひやひやしながら見守っているのです。
「よーい」
「どんっ、でちよ!」
しかし大抵の場合は竜胆は一所でまったりじっとりと過ごしており、
私の中の主体的で好奇心旺盛、感情のままに跳ねるという
小鳥のイメージとは掛離れた存在であります。
一方セルジくんはまさに小鳥の王道。
二つ名である愛の暴走列車に相応しく、
毎日毎日アクティブにピピンさんを追い掛け回しています。
コザクラ組を追い掛けている私をじっとりと見つめる竜胆。
カメラを向けると、
ポーズを決めてくれました。
サザナミインコの特色の一つは、
動作スピードがとてもゆるやかな事です。
サザナミ以外の小鳥と暮している人が初めてサザナミをお迎えした時、
その動きに少なからずの戸惑いを覚えると思うのです。
特にそのスローロリス的な足運びに。
竜胆もザ・サザナミらしく、
つんつんと躰のあちこちをつついても、羽根を(軽く)引っ張っても、
そのうえ胸やらオチリにセクハラしようと、
私を避けることもなく鷹揚な態度です。
ただなんとなく、他のサザナミより不動率が高い気もしますが。
「何してるでちか?」
この高いスルースキルは、信頼関係とか慣れとかもあるのでしょうが、
概ね竜胆のおっとりした気質ゆえでしょう。
「リンを助けるのでちぃ」
カーテンから足を踏み外した竜胆。
単に竜胆がどんくさいだけなのかもしれませんがね。
2014.02.17 | コメント(8) | トラックバック(0) | 竜胆の不思議
