ピョン吉の思い出
1センチに満たないBODY。
ふわふわした黒地に白の体毛(女の子は茶色)。
ぴょんぴょんと跳ねる愛らしい姿から、ピョン吉と命名された
クモ目ハエトリグモ科アダンソンハエトリ。
屋内でよく見かけるクモなので、
そのお茶目な姿に、つい笑みをこぼした方も多いと思います。
人懐こいピョン吉は、気が付くと私の回りでうろうろしていました。
床でごろごろしていると手元からぴよよ~んと出てきたり、
カバンの上にちょこ~んと居たり、
朝、フトンから顔を出すと枕元でちんまりしていたり。
私の腕の上でピョンピョン跳ねるピョン吉。
腕から滑り落ちてびっくりしているピョン吉。
でもまたピョーンと飛び乗って来るチャレンジャーピョン吉。
ひと夏きりのアフェア。
体格比的にとても危険な関係(^_^;)
ある日突然、ピョン吉は私に何も告げず姿を消しました。
そう、私は捨てられたのです(T_T)
所詮無毛の女。全身がブルネットの女には敵いません。
ちょっと悲しかったけど、今ではいい思い出。
そんなセンチメンタルな気持ちになったのには理由があります。
図書館へ行こうと自転車を車庫から出したところ、
パサっという音がし、振り向くと地面に、成人女性の指を拡げた手のサイズ程のアシダカグモが。
おお、と驚きながらも早速カメラを構えてパシャ。
蜘蛛が苦手な人はクリックしないで下さい→
ほくほくしながら図書館へ向かう途中、はっとしました。
ここは、やはり、女として、悲鳴の一つでも、あげるべきだったのか?
で、借りてきた本
女としていかがなものか(笑)
弱き者よ、汝の名は女? -サユクスピア-
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2009.05.21 | コメント(10) | トラックバック(0) | いきものと出会う
