彼女は嵐とともにやって来た
先日、2013年度上半期最大の暴風雨が愛媛を襲いました。
真昼の空が鉛色に染まるやいなや、
ドンガラガッシャンという爆音で始まる風と雨の協奏曲。
そんなレベル巨大台風の天候の中、
ちむさん御一行が我が家へやって来ました。
サザナミインココバルト女子の、
おかえり~~~な場所のちむさんと、ゆうさんです。
私が在住している市が偶々、ゆうさんがライフワークとして登っている御山の
近所にあるということで、ゆうさんが登山中の1泊、ちむさんをお預かりいたしますと。
これまで、オフ会などで数羽のサザナミインコと触れ合う機会があり、
お世話係にはベタ慣れでも他人には案外クール、というのが
私の持つサザナミインコのイメージでした。
ところがちむさんは躊躇がなかった。
最初から指に止まってくるし、肩にもどんどん乗ってきてくれる。
ケージにインすれば「出すのでしゅ」とハトポッツポで私の気を引こうとする。
1歳というまだ若鳥の年齢もあるのでしょうが、
サザナミインコとしてはスーパーの類ではないでしょうか。
夕方、ちむさんを委ねて嵐の中へ消えていくゆうさんを見送った後は、
鳥さん達のケージ掃除です。
この時、セルジくんが動きました。
積極的なちむさんですが、ラテン系の軽さはお気に召さなかったようです。
竜胆とは遊びたいようで、
ロックオン。
一気に距離を縮めますが、
腰の引いた竜胆は一旦リングアウト。
ちむさんはリン兄で遊んでいました。
あまり近付くと竜胆は飛んで去ってしまうのですが、
等距離でじっとちむさんを観察していました。
トリガトリモツエンのエリチンと追い掛けっこやかくれんぼを楽しんでいた竜胆なので、
一緒に遊んでくれそうなちむさんは気になるタイプなのかもしれません。
嵐とともにやってきた御一行は、
翌日、引き続き嵐を連れて帰途につきました。
そしてそのまた翌日、この町は県内最高気温を叩き出すことになる。
暑さで身も心も干からびた私を、ゆうさんのお土産が救ってくれました。
賀茂鶴特別純米酒、きき酒ジュレ。
ジュレはお酒の味がしっかり出ていてとても美味しい。
小鳥たちには素敵な別邸をプレゼントしてくださいました。
ゆうさんの手作りです。すごい。
早速ピピンチェックが入りました。
改造から破壊へのステップアップは阻止したいと思っています。
2013.07.06 | コメント(6) | トラックバック(0) | 社交界記録
