夕食前のひととき
黄昏時少しまえの散歩が好きです。
空はまだ明るいが、夜の風が吹き出す時間。
今晩の御数にとカニカマを買って帰る途中で、猫に会いました。
小柄で毛並はあまり良くなく、おそらく野良。
目が悪いのか、目のまわりが汚れていて、きゅーって吊り上っています。
食べる?とカニカマを提供し、少し離れて見ていると、
猫は前足を揃え、小さな顎でハニャハニャと食べていました。
家に帰ると百花が水槽前方でスタンバイしていました。
餌が入っているケースを持つと、はっとした顔をします。
水槽前に行くとピャーと寄って私から視線を外しません。
キメはお口を突き出してのおねだりポーズ。
でもくれないとわかるとさっさと引き上げていきます。
その後、ピピンとセルジのケージを掃除し、ふたりのお食事タイムとなるのですが、
掃除に時間がかかって遅くなると、餌入れの上に登ってアピールします。
それでも掃除が終わらないと、飛んできて、
セルジは私の唇を甘噛み。
ピピンは私の耳たぶをガブリ(穴はあかないけど結構痛い)です。
ここまでくると、事を急いで運ばねばなりません。
ピピンさんに三度目の顔はないのです。
肩から降りず、顔と1センチの距離からのがん見は、危険な予感がします。
ピピン達が食事を満喫している間、ムルの食事の用意をします。
ムルは、舌をチロチロだす可愛らしいアピールです。
しかし昼間、ムルを日光浴させたら、いきなり威嚇されました。
何故!
部屋に戻ると機嫌が直りました。
ムルやピピン達の食事が終わると、一息つきます。
ちょっとした幸福感が湧いてきます。
窓をあけると、外はいつのまにか夜の色です。
丁度、私の夕飯時です。
私には、ご飯を美味しく食べる為のひとときがあります。
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2009.05.10 | コメント(4) | トラックバック(0) | 未分類
