王国は大騒ぎ~女子編~
10月8日、ピピン王国でミカンサミットG6が開催された。
1国の参加が延期となるものの、
5か国錚々たる顔ぶれが来会したのである。
続々と集まる鳥また鳥。
その中に異彩を放つ女子が一羽。
てんちゃん。
トリガトリモツエンのえりちん国務長官の嫁である。
小柄な体格と丁度始まった換羽が相まって
まるで雛のように幼い雰囲気がキュートであるのに、
ずーっと怒っていたのだ。
なぜか。
それは旦那に近づく鳥を全て排除しようとしていたからだ。
えりちんがコバルトスキー発動しようものなら、
左上はみるくちゃん。
すぐさまやって来るてんちゃん。
みるくちゃん(左)、てんちゃん(中央)と、ものすごい速さで撤退するえりちん。
えりちんの場合は男でも油断できないらしく、
セルジくんをも牽制していたてんちゃん。
カサノバな旦那を持つと嫁は大変です。
サミットに嵐を巻き起こしたてんちゃんとは対象的に、
儚げな風情で各国お世話係り達の胸をきゅんきゅんいわせていたのが、
幸せの青いリラットリ♪のみるくちゃん。
常に前傾姿勢の楚々とした立ち居振る舞いは、
まさに少女という言葉がふさわしい女の子。
しかしながらやはりサザナミはサザナミ、
突飛な行動を身上とするこの鳥種に例外はなかった。
サミット終了後、みるくちゃんは王国に2泊3日の滞在。
このような大人しい子にとって異国はさぞ心細く、
慣れぬ環境での生活は過ごしにくいことであろうと憂慮したのだが、
竜胆(左)とみるくちゃん(右)
距離を置きながらもまったりとしているので安心していたら、
予備動作もなく突然、みるくちゃんが竜胆の風切り羽根を舐めたのだ。
うむむ、読めなかった。
次回は男子編、白い悪魔が登場します。
(社)日本動物園水族館協会に動物園・水族館の被害状況と支援のお願いが記載されています
(財)日本動物愛護協会、(社)日本動物福祉協会、(社)日本愛玩動物協会、(社)日本獣医師会による動物ボランティア募集などの緊急災害時動物救援本部が立ち上がっています
2011.10.10 | コメント(6) | トラックバック(0) | 社交界記録
