初々しい時代
職場に新人研修中の女子が二人います。
華奢な体形と舌足らずな口調、
私より1オクターブ程は高い声音に、
まだドライアイを知らぬであろう健全に輝く瞳。
初々しいというのはそれだけでチャーミングだと感心しながら、
私は自分の新人時代を思い出してみました。
あれはそう、まさに新入社員数日目だった。
パソコンに向かい、覚えたてのシステムに没頭していた私に、
近くで誰かと世間話をしていた顧客が何気に声をかけてきたのです。
「この仕事、経験何年目ですか?」
その後の事はあまり覚えていない。
眉間にしわを寄せ顧客をねめつけたのが最後の記憶だ。
察するに、私は初々しさとは無縁の新人であったようだ。
6月でセルジくんは4歳、
ピピンさんはおそらく8月で7歳になります。
いつまでたっても初々しいセルジくんは空気が読めません。
初々しさとエロリンが混在する竜胆ですが、
最近の発声練習がとても可愛らしい。
これは私が竜胆にキスをしているわけではなく、
「竜胆」と名を呼ぶと、唇にぎゅっと顔を押しつけてくるのです。
お顔の少し弾力のある羽根触りを堪能しながら
繰り返し「竜胆」と呼び続けると、竜胆はそっと応えます。
「リンドウ」
呼ぶことを止めると、ハム、ハムと私の唇を甘噛みしておねだりし、
「リンドウ」
ピピンさんは私と同様、初々しかった時期は
生後23日位までだったのではないでしょうか。
30日過ぎくらいに出会った頃はすでに、
雛には相応しからぬ貫録さえ見受けられたものです。
昔の写真がないのは本当に残念です。
「ふふ」
挿餌を食べてあげてもよキュってよ
そんな、感じでした。
(社)日本動物園水族館協会に動物園・水族館の被害状況と支援のお願いが記載されています
(財)日本動物愛護協会、(社)日本動物福祉協会、(社)日本愛玩動物協会、(社)日本獣医師会による動物ボランティア募集などの緊急災害時動物救援本部が立ち上がっています
2011.06.05 | コメント(8) | トラックバック(0) | すてきなピピンさん
