外面如菩薩
私の鏡台には、数年前からあるひとつの切り抜きが
額縁に入って飾られています。
観音菩薩坐像
東インド、おそらくビハール州ガヤー地方、パーラ朝 11世紀 片岩
クリックすると全身像(「アジアの心、仏教美術展」の広告)を見れます。
この菩薩像に魅了され、この微笑みをもてる人間になりたいと、
手本として毎日見る鏡の横に配置しました。
ところで、明日、1月20日は私とポール・スタンレーが生まれた日です。
不惑になる頃には菩薩の頬笑みをマスターしている予定だったのですが、
まだまだです。
正しく年を重ねるのはむずかしいですね。
菩薩の頬笑みを得意とするピピンさんですが、
内心如夜叉かもしれません。
なぜならお玉防止のため、ピピンさんのケージの底、
トレーの引出しに底アミを外して水を入れたのです。
そうすると水を嫌って下に降りてこないので
巣作り行為やお玉温め行為ができず、
発情抑制になります。
今まで可愛そうで実行できなかったのですが、
ケージを変えようとストレスを与えようと
まったくお玉様に響かないピピンさん、
ピピンさんが巣材と狙いを定めたら、
メモパッドの蓋を閉じても無駄です
愛の暴走列車の破廉恥行為にも動じません
ガバッ
(お約束、この後セルジくんはどつかれました)
私は心を鬼にしました。
これで発情がおさまりますように。
大仏のようにムチムチしていたセルジくんですが、
ダイエットに成功しました。
奈良の大仏と鎌倉の大仏の違い程度ですが。
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核戦争か何かで空は灰色に水は黒く地は死んだ世界、寒さと飢えに苦しみ、飢餓で他者を襲う「悪い者」に脅えながら南へ向かう父と少年。会話に引用符をつけない独特の文体は言葉が囁きかけてくるような錯覚をおこし、恐怖を際立たせ、親子の愛を昇華させる。ピューリッツァー賞フィクション部門受賞。生の極限で子を守り続ける親、世界と正反対に無垢に成長する少年、モノトーン色の物語の中で二つの魂が白く輝いていました。
2011.01.19 | コメント(8) | トラックバック(0) | すてきなピピンさん
