犬と女王
2日前、ピピン女王がお玉をポロリなされました。
お玉様になる度に高確率で体調を崩すピピンさんですが、
今回は大丈夫そうなので、経過観察です。
お玉様前のピピンさんは、お顔の赤が濃くなります。
女王。
6年前の夏に出会った時のまま、
手ひらほども小さく可憐なこの小鳥を
王の名で呼ぶことになろうとは。
蠱惑のまなざし、シュガーな羽毛、驚異のハミテクで
愛される女(鳥)第1位のピピンさんですが、
女王と呼ばれる所以は別の面、気性の激しさにあります。
見知らぬ人間相手にも逃げることをよしとせず、
胸を張ってガンを飛ばし、しばらく観察した後、自ら近寄るとガブリ。
女王のガブリはセルジくんや竜胆はもちろん、
私の相方、家族、友人、知人にまで及んでおり、
まだガブリされていない新参者のジョイさえ
いつかは受ける洗礼を敏感に察知していました。こちら
ところで、そんなジョイに変化が出てきました。
あれほど怖がっていたピピンさんに付き纏うようになったのです。
千切れんばかりに尾を振ってアピールするジョイに対し、
全く動じないピピンさんはまさに女王の貫録。
小鳥としてどうよ。
しばし私を腑に落ちない気持ちにさせるピピンさんですが、
女王道を何処まで行くのか見守り続けたいと思います。
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某鬼太郎を彷彿する題名(原題は「墓場の本」)ですが、背景も、家族を惨殺された1歳の少年が墓場で幽霊達に育てられる、と少し似ています。ゲイマンはかの「ジャングル・ブック」(狼に育てられた少年の物語)をリスペクトしたそうですが、水木先生と非常に近い感覚の持ち主なのかなと彼の本を読む度に思います。この本でも人でない存在が続々と登場するのですが、違和感を漂わせることがとても巧みなので、あちらの世界にどっぷりとはまります。
2010.11.18 | コメント(10) | トラックバック(0) | すてきなピピンさん
