人心操作
先先週末、とあるバンドのコンサートへ行ってきました。
どこのバンドのファンも程度の差こそあれ
盲信的な部分があるものですが、
このとあるバンドのファンの想いは
群を抜いているように思えます。
もちろん私もファンの一人なのですが、
見終わった後、同伴の相方におもわずもらした言葉は
「私も(彼らのように)人心操作してみたい」、でした。
人心操作のコツは、操りたい人に
いかに操作される喜びを感じさせるか、
ではないでしょうか。
たとえば恋人や大切な友人、
それこそ好きなバンドのメンバー、
彼らの笑顔を見る為に私たちは努力を惜しみません。
操られているとわかっていても、
能動的だと思わせればいいのです。
そしてもうひとつ、操りたい人に
いかに小さな恐怖心を持たせるか。
大きな恐怖ではいけません。
相手が逃げてしまいます。
小さな恐怖でこんどは行動を規制するのです。
社会ではお互い操作し操作されることが普通です。
常に操作する側で在り続ける人は、
特別の力を持っているのかもしれません。
このひとのように。
「なに?」
このひとの(特定人物に対しての)人心操作術の凄さは
これまで何度も紹介してきましたが、
犬心操作までもお手の物でした。
ジョイです。
このジョイ、もうすぐ三ヶ月になるやんちゃ盛りで
何事にも意気揚々、力戦奮闘、時に三十六計と、
まさに日々を本能のまま走り続けているのですが、
ピピンさんの前に出ると急におとなしくなるのです。
近づこうにも近づけず、ピピンさんの周りでうろうろ。
その顔は服従の表情。
別にピピンさんがジョイに何かしたわけではないのに、
セルジくんや竜胆には尻尾をふって近寄っていくのに、
この蛇に睨まれたカエル状態はいったいどうしたことでしょうか。
そっとなぐさめる駱駝。
ピピンさんの女王オーラに圧倒されたのか、
それこそ本能から「近付くな危険」信号が出たのか、
はたまた人にはわからぬ共通語で威しをかけられたのか。
なんにせよジョイ目線のヒエラルキーの頂上は
ピピンさんのようです。
竜胆的下剋上。
そうそう、相方の答えは私も人心操作ができるそうです。
いったいどういうことでしょうか。
危険信号が出ましたか?
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2010.11.01 | コメント(10) | トラックバック(0) | すてきなピピンさん
