ハレの日
先日は地元のお祭りでした。
高さ5m超、重量約2.5t、
四面を金糸の飾り幕で覆われた51台の太鼓台が、
地区ごとに分かれて3日間パフォーマンスを競います。
私は祭り好きではありませんが、
太鼓の音を聞くとやはり心躍るもので、
毎年最終日には神社へ足を運びます。
そこでは老いも若きも歌舞き者も一様に興奮状態で、
皆、ハレの日に相応しい常ならぬ神気にあてられていました。
だからでしょう。
この祭りは神事というには別名喧嘩祭りと
いわれる程荒っぽいノリなのですが、
砂埃を上げて迫りくる太鼓台を軽くいなす人々は、
普段の1.5倍は動きが速いように見えました。
人間て、動物の中で最も鈍感に見えて、
力にあてられやすい性質をしていますね。
ピピンさん達は
時に野犬のような、
時におばちゃんのような、
「これも切らなくっちゃね」
「忙しい忙しい」
そんな時もありますが、常に私にハレの力を与えてくれます。
前回に引き続き至福のチャージタイム(セルジ君付き)。
今回はカードホルダーの上で拗ねていた竜胆です。
ブログランキング参加中ポチっと


平凡な13歳の少年ディヴィの生活は、友達と遊ぶ事、教会を手伝う事、気にかかる女の子の事、そして暴君モウルディが中心だった。ある日町に風変わりな少年が引っ越してきた。彼はディヴィを気に入り自分の秘密を、泥で作った人形を動かせることを打ち明ける。恐れながらもディヴィは彼と二人で巨大な泥人形作りを始めた。
善に悪にもなる少年の揺れをオカルトを絡めることでさらに効果的に表現されているのですが、不気味というよりリリカルな物語です。
2010.10.20 | コメント(6) | トラックバック(0) | すてきなピピンさん
