イソガシかった事
5月31日から6月8日までちょいと入院してきました。
腹腔鏡補助下子宮筋腫核手術という早口言葉のような
筋腫の摘出手術を行うためです。
そのやり方というと、
まず臍上に直径1cmの穴を開け、臍下10cm辺りを横3cm開腹します。
穴に腹腔鏡を入れてお腹の中を見ながら、開腹した所から
電子メスやハサミ等で子宮の筋肉にできた(くっついている)
腫瘍を細かくバラバラに切り離し、摘出します。
私の筋腫はガチガチに固かったようで、手術時間も平均より長く、
担当医が「ええ、苦労しましたよ・・」と言った時の遠い目が忘れられません。
当然全身麻酔なのですが、矢張りというか流石というべきか、
ピピンさんに起こされて麻酔から覚めました。
手術が終わり、麻酔がきれだす頃、
私は白く耀く質感のない空間に横たわっていました。
とてもきれいな瞳のピピンさんが、
興味津々といったセルジくんが、
ふたりの後ろで心配顔の竜胆は首を伸ばして、
私を覗き込んでいました。
そしておもむろにピピンさんが羽を広げ、
勝鬨をあげるがごとく上体を反らし、
「起きなさ~い!」と言ったのです。
イメージ
ちょっとびっくりしながら目を覚ましました。
「飛躍中心部のエントロピー増大」
「増大でしゅ」
「現世熱量を四次元熱量へ置換」
「置換でしゅ」
プル、プルル、
こんな感じでやって来たのかもしれません。
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2010.06.10 | コメント(14) | トラックバック(0) | すてきなピピンさん
