儚い赤血球
つい先日、血液検査をしました。
相も変わらず貧血でした。
因みに三十年間ずっと貧血。
重篤な種類ではありませんし女性に多い病気ですし、
時折出る合併症を除けば生活に支障もありませんが、
が、
もう飽きました。
もう飽き飽きです。
L(LOW)は見飽きました。
たまには基準値内に入ってみろ!
このサラサラBlood!!
わなわなと検査結果の用紙を握りしめ、
憤然としてソファから立ち上がりながら捲くし立ててみるが、
そこに応えがあるはずもない。
ただ隣で遊んでいた竜胆がピポ?と小首をかしげる。
いやいや我ながら大人気がなかった。
貧血ごときで、はははっ、なぁ、竜胆。
それにしてもキミはいい色してるねぇ。
ボール遊びに興じる竜胆の足はそれはそれは血色がよく・・
ちょっと羨ましかったです。
夢中です。目がいってます。
ボールも頭もほぐれてきました。
貧血は大雑把に述べると赤血球が少なくなる事でおこります。
ところで赤血球の寿命はだいたい、
人間は120日、犬は100日、猫は60~80日、鳥は28~45日、
だそうです(蜥蜴は分かりませんでした)。
上記は動物病院がネットにあげている情報なのですが、
調べていく過程でとある小鳥の病院のサイトに
「鳥は貧血になりやすい」という一文を見つけました。
ここからは私の見当なのですが
不十分な食事、または病気などで赤血球が破壊される→
赤血球自体の寿命が短いため、生き残った赤血球もどんどん減少→
他の生き物に比べて早い進行で貧血に。
ピピンさん達の儚い赤血球に比べ、しぶとい赤血球を持っている私が
いちいち騒ぎ立てるのはいかがなものかと恥ずかしくなりました。
儚いピピンさん・・
「ポリポリポリ」
はかない・・
「バリバリバリ」
「うりゃっ!」
「はかない?」
おまけ。
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2010.05.20 | コメント(12) | トラックバック(0) | すてきなピピンさん
