うちの子に限って
先日パソコンを新しくしまして、そのデータ移行の際、
いろいろ懐かしい写真が出てきました。
私のデジタルカメラの歴史は浅いので、
ピピンさんやセルジくんのベイビー時代の記録はありませんが、
竜胆はお迎えからの記録が残っています「竜胆日記」。
お迎え4日目(生後34日目あたり)の竜胆。
おっとりの片鱗を見せる警戒心ゼロの竜胆。
あくまで転がり続ける6日目。
ようやく走り出した9日目。
ピピンさんの洗礼を受ける前の無垢な竜胆。
ところで、はじめてのマイトリピピンさんは、
蝶よ花よマイジュエルよと育ててしまったおかげか、
躊躇なく大悪魔的破壊行動をとるお嬢様に成長し、
現在、ピピン王国の女王として君臨しています。
小悪魔なお顔でロックオンした後は、
大悪魔的突進。
セルジくんは優しい男子ですが、
やはりコザクラインコらしい破壊力は見せてくれます。
竜胆も男の子だし、多少はいたずらっ子に育つかな、
などと思っていたのですがこれが大外れで、
穏やかが過ぎて心配になるほどおっとりとした、
人にも壁にも畳にもやさしいお坊ちゃまに育ちました。
ところがです。
その竜胆、3歳と4か月目にして悪戯に目覚めたのです。
場所は決まってキッチン、対象はスリッパ。
我が家では朝夕、鳥達の放鳥と並行してケージの清掃を行います。
キッチンにある洗面台で軽く丸洗いをするのですが、
この時、ピピンさんたちは部屋に残り、
竜胆だけ私と一緒にキッチンへ付いて来ます。
私がケージを回転させながら洗い始めると、
竜胆はそれを一種の遊びと思っているようで、
ケージ周りを楽しそうに移動し、そして飽きると
床に置いてある他のケージの上で待機していました。
そんなある日、待機中に床に降りていく竜胆がいました。
めずらしいなぁと深く考えずに清掃を続けていたのですが、
ふと、足元に小さな圧力を感じたのです。
もちろん、習慣として放鳥時は常に小鳥たちを目線で追っていますし、
姿が視界に入らない時は体を固定(足元を動かさない)しています。
この時も、竜胆が見えなくなったと動きを止めてキョロキョロしている最中でした。
何やら足元から一生懸命な気配が伝わってきたのです。
視線を落とすと、
ハムッ、ハムッ、ハムッ
竜胆が私のスリッパに噛みついているではありませんか。
真剣な目つきでおそらくかなりの強さで繰り返しハムッとしています。
しばらく見ていたのですが止める気配はなく、
これでは危なくてケージを洗えません。
試しにそっと足を動かしてみると、
竜胆ははっとした顔つきで慌てて待機場所に戻ります。
しかしながら私が清掃を再開すると、
するするとケージから降りて床を走りスリッパへ一直線です。
私が「竜胆」と声をかけると、
またもはっとした顔で待機場所へ走って戻ります。
どうやら自分が悪戯をしていると解かっているのですね。
竜胆にやんちゃ期が到来したのでしょうか。
竜胆に限っては来ないと思っていました。
2013.01.28 | コメント(14) | トラックバック(0) | 竜胆の不思議
