パセチックな星の下で
冬の星空が好きです。
完全に暗くならない鉄紺色の時間から
一等星達がはやくも煌めきだす冬の空は、
どの季節の空よりもサービスが良い。
カナリヤ色のカペラ、こがねのアルデバラン、白銀のリゲル。
双子の兄カストルは青白く、弟ポルックスは元気なビタミンカラー、
琥珀の閃光がするどいのはこいぬ座のプロキオンだし、
真っ赤なベテルギウスはそろそろ超新星爆発するらしいし、
シリウスはいつだってギラギラと輝いている。
冬の夜空はとてもドラマチックで、少しパセチックだ。
少し悲しい星の下に生まれてきたセルジくん。
オリオンの右肩で光る赤い巨星ベテルギウスをピピンさんとすれば、
セルジくんはオリオンの左足元に位置する白銀のリゲル。
星の配置すら2羽の関係を表しているようです。
「超新星爆発後は太陽になる予定よ」
2012年前後に大爆発して二個目の太陽になるらしい。
「・・・・・・」
「!」
うーん、きりん座?
2012.12.16 | コメント(4) | トラックバック(0) | やっぱりセルジくん
