強者の住む家
11月27日、竜胆と一緒にライム”リトルズー”ハウスへ行ってきました。
高速バスを降りるとサザナミさまの日常のさこさんと歌さんが
お迎えに来てくれていました。
久しぶりの再会に笑顔を交わす人間、
鳥なのに、三半規管が弱く車酔いで心を閉ざした歌さん、
鳥なのに、薄暗いキャリーの中でテンションMAXの竜胆。
ハウスに到着したとたん聞こえてきたのは異種多様な鳥達の声。
初めてのお宅を前に、さこさんから「嬉しそうな顔ですね」と
言われるほどにやけてしまいました。
笑顔がとても可愛らしいホストのらいむさんが扉を開けると、
トリガトリモツエンのまぁこさんとぷーちん&えりちん、
トンさんと白い悪魔スモモさんに、
サザナミインコのRamonaのRamonaさんが
わいわいと寛いでいます。
そう、この日はトリオフ@竜胆広島デビュー。
しかし竜胆の出番は次回から。
今回はホームセンター小動物コーナーを
軽く凌駕するライムハウスをご覧ください。
まずはディスカス。
他、海水魚(!)に高級そうな金魚、エビ(?)、
もろもろが幾つもの大きな水槽でゆったり泳いでいます。
おお、美しい、と感嘆の声をあげながらふと窓辺を見ると亀が仁王立ち、、、
ふと部屋の片隅に気配を感じて視線を向けるとハムスターが、、、
そして壁一面を埋め尽くす鳥達のケージ。
(ケージはこれだけではありません)
マメルリハ、オカメインコ、
Ramonaさんの手の上で寛ぐキンカチョウ。
ウロコインコにシモフリインコ、
さこさんの背後で寛ぐワキコガネインコ。
クロクモインコ、ズグロヨダレカケ、
ハナノアナレロレロローリーのいずちゃん。
人肌に陶酔するいずちゃん。
このハナノアナレロレロローリーは人間のハナノアナを舐める
ことに無類の情熱を向けており、ひとたび気にいれば、
ローリー独特の長い舌でもっておハナを狙い続けるのである。
(ローリーとは主に花の蜜や果実を食べるインコの総称で、
舌が長く先はブラシ状に特化している)
隣で舌技を堪能していたまぁこさんが「どう?」と
私に目で合図を送ってきた。
少々過激なレロレロに腰が引けたものの、
ローリー好きならば人生で1度は立ち会いたい
シチュエーションというものだ。
無言で手を差し出すと、
いすちゃんはさささと私の腕を駆け上がるやいなや、
ぶれることなくハナノアナ攻撃を開始した。
ああ、ローリーバンザイ。
先走って焦点を誤るいずちゃん。
このパラダイスの中で私が最も心を奪われたのが、
もう1羽のローリー”赤い魔女”ズグロヨダレカケのキリちゃんです。
他鳥に意気揚々とちょっかいをかける魔女。
案外シャイで、すみっこでお手入れにはげむ魔女。
私が赤い鳥を大好きというのもあるのですが、
キリちゃんはとても感情豊かな鳥さんで、
揚々としたかと思えばしょんぼりしたりと、
くるくる変わる表情に私の胸はきゅんきゅんと高鳴りました。
そして、異なる意味で心臓がドキドキしたのがマメルリハ隊。
こんなにも、
こんなにも、
可愛いらしい外見なのに、中身は喧嘩番長でございました。
マメルリハは豆瑠璃羽と書くように、セキセイインコよりも
さらに小さい豆サイズのインコなのですが、
自分の3倍はある鳥にわざわざ喧嘩を売りに行くのですよ、、、
しかもペアで巧みに相手を追い込んでいたのです。
やるぜ!俺はやるぜ!
喧嘩に参加していないケージインのマメ達も、
他マメが喧嘩を始めるとオレも参加するぜっとばかりに
チキチキチキッと気勢を揚げ始めます。
とてもうれしそうな顔で。
我が家には気性が荒いと言われるコザクラインコがいますが、
気にいらないことに対して鉄拳制裁を下すだけで、
このように自分から喧嘩を売りに行く事はまずありません。
コザクラ最強と思っていましたが、
この日からマメ最強です。
オレ達最強!
(社)日本動物園水族館協会に動物園・水族館の被害状況と支援のお願いが記載されています
(財)日本動物愛護協会、(社)日本動物福祉協会、(社)日本愛玩動物協会、(社)日本獣医師会による動物ボランティア募集などの緊急災害時動物救援本部が立ち上がっています
2011.11.30 | コメント(12) | トラックバック(0) | 社交界記録
