環境変異
環境変異-かんきょうへんい-
生物が置かれた環境条件によりその形質が変化すること
さて、この写真をご覧ください。
2011年6月4日
何の変哲もない竜胆です。
では次はこの写真をご覧ください。
2011年7月24日
ツクツクが少し増えただけの、何の変哲もない竜胆です。
しかしながらこの時点で
竜胆の体に絶対的な変異が生じているのです。
わかりますか?
わからない方は今度は竜胆の爪に注目して
もう一度写真をご覧ください。
わかりましたか?
そう、1か月半前と比べて竜胆の爪が尖っているのです。
近頃竜胆が頭に着地した時など
なんだか痛いなぁとぼんやり思っていたのですが、
この尖り具合を見れば一目瞭然です。
しかも、以前は高確率で私の肩の上から足を踏み外しては
ころころと転げ落ちていった竜胆が、
気付けばずっと肩にとまっているのです。
尖った分、引っ掛かり具合が良いのでしょう。
思い起こせば分岐点は、
同年6月11日に開催されたミカンオフであったような。
色気漂うえりちんと、現実から目をそらす竜胆
えりちんとの追いかけっこが竜胆のどんくさ細胞に
何らかの刺激を与えたのではないだろうか。
それまで本気で走るといえばピピンさんに睨まれた時程度の、
太平楽で刺激の少ない暮らしを送ってきた所に、
小一時間、本気走りをする羽目になったのである。
余裕綽綽のえりちんと、瞳孔が開き気味の竜胆
私はこの追いかけっこ中に、変異が起こったのではないかと推察する。
その証拠写真です。
まぁこさんの肩の上で一息つく竜胆
右足の爪だけが尖っていませんか?
これが変異でなく何なのでしょう。
竜胆は進化の過程を体現してみせたのです。
走っている間に先が欠けたのでは・・・
などと推察してはいけません。
まして、単なる伸びすぎなんじゃ・・・
なんて事を言ってはいけません・・・・・・。
本日、竜胆の爪切りをしました。
軽く保定してパチパチパチ。
竜胆は簡単に爪切りをさせてくれるので助かります。
因みにミカンオフ少し前にも爪切りを行ったのですが、
サザナミインコの爪の伸びる速さは鳥界一ではないかと思うほど
にょきにょきとすぐに長くなってしまいます。
竜胆は今日からまた、転がり始めることでしょう。
お胸サーフィンでご機嫌の竜胆
(社)日本動物園水族館協会に動物園・水族館の被害状況と支援のお願いが記載されています
(財)日本動物愛護協会、(社)日本動物福祉協会、(社)日本愛玩動物協会、(社)日本獣医師会による動物ボランティア募集などの緊急災害時動物救援本部が立ち上がっています
2011.07.31 | コメント(8) | トラックバック(0) | 竜胆の不思議
