バーピーセラピー
昨日はエアコンの掃除をしました。
エアコン外部は日頃からまめに拭いているので、内部の掃除です
まずはフィルターを取り外し丸洗いします。
そして本体の露出した冷却フィンに
エアコン洗浄スプレーなるものを吹きつけます。
このスプレーがものすごい噴射力で、
トリガーをひく指は凝縮された圧を感じ、
冷却フィンからは水煙があがるほどです。
賊に入られた時はこれで撃退しよう。
「私が撃退するわ」
ピピンさんなら退治できそうです。
あとは10分間換気して終わり、というわけにはいきません。
なぜならエアコン周辺にスプレーの成分である
界面活性剤が飛散している可能性があるからです。
エアコンと、その半径2mを何度も水拭き。
うっかり外し忘れたカーテンは洗濯機に投入。
鳥のいる部屋なので用心してしすぎる事はありません。
また私は軽い潔癖症でアレルギー体質のせいか、特に体に悪影響を与えそうな物、
汚れに関しては過剰なほどの掃除をしないと安心できません。
それなのに何故かピピンさん達のうんpがついても平気なんですよね・・・
いや、もちろん発見次第拭きとりますが、
以前の私なら即シャワー、即洗濯で汚染拡大の防止に努めていたはずで、
(そう、「汚染」が「広がる」とか思ってしまうのです)
一日うんpの跡がついた服を着ているなんてとても無理だったでしょう。
こういう強迫観念(汚染恐怖)、強迫行為(洗浄強迫)の治療として
「強迫観念の不安を減らすために行う強迫行為を持続的に妨害することにより、強迫観念も減少する」という行動療法があります。
(小さな事が気になるあなたへより抜粋)
放鳥中、無制限に降り続けるうんpはまさに強迫行為の妨害。
ピピンさんをお迎え後、この妨害のおかげで
私の汚染恐怖は加速度的に減少していったのです。
この行動治療を
バーピーセラピー(bird p therapy)といいます。
協力者に感謝を込めて爪楊枝を進呈。
「これからも協力するわ」「ぼくもでしゅ」
うんpは多少自粛してくれたほうが…
竜胆は巨大うんpの持ち主です。
初めて見た時、何かがふっきれました。
その度胸試し的な大きさに敬意を表して、はい、贈呈。
「うれしいでち」
「楽しいでち」
「あげないでちよー」
動物を飼っていると世話が大変だね、とか、旅行に行けないね、
など、フットワークが鈍るように言われる時があります。
しかし、かれらは錘を外す天才なのです。
人に引っかかった重いオモリをかれらは意図せず外します。
私はさらにさらに軽やかに人生を楽しめるのです。
ブログランキング参加中ポチっと
2010.07.04 | コメント(14) | トラックバック(0) | すてきなピピンさん
