一押しの品
鳥好きとして、鳥部屋はあこがれ。
でも、なかなか作れないのが現状。
そこで小規模なプレイグラウンドを作ってみました。
場所は部屋の東側、押入れを改造した一畳程の板間スペース。
ムルさんのケージの近くです。
CDとメインアンプを置いてある棚に止まり木を上下に2本装置し、
ヒモを結び、オモチャを吊っただけの単純な代物です。
ところで、ピピンさん達コザクラ組は、
小鳥用オモチャを購入してもあまり興味をしめしません。
基本ガン無視。
本を齧ったり、畳を齧るほうが好きなのです。
お顔が輝いていますね。
ではオモチャ好きの竜胆ならどうでしょうか。
遊んでくれるかもしれません。
淡い期待に胸をときめかせ、竜胆をON。
ヒモが気に入ったようです。
いつまでもヒモから離れないので、
メインはこれですよ、とアピールしてみました。
いまいち反応のない竜胆と、動向を窺うピピンさん。
私事ですが、昔、とある高層ビルの上階で食事を終え、
満腹満腹とエレベーターに乗り込みそろそろ1階に到着という時、
ガクンという大きな揺さぶりとともに下降が停止し、
数人の男女と一緒にエレベーター内に閉じ込められた事がありました。
しばらくの沈黙の後、ひきつったざわめきと微かな悲鳴が浸透し始めました。
私はそんなうろたえる人を少し不思議に感じながら、
ひょいと手を伸ばし、無言で「開」のボタンを押しました。
開かないなら開ければいいじゃないか。
そんな浅薄な行動が惨事を生むのかもしれません。
幸い扉は開き、ちょっとずれていましたがエレベーターは無事階下に到着していました。
私はおそらく集団パニックにならないタイプなのでしょう。
そのうえ迷惑なことに、冷静な考えのもとでボタンを押したのではなく、
ボタンを押した結果がどうなるか知りたかったのです。
その先にある危機を回避するより、好奇心に身を任せるのはいかがなものか。
ピピンさんもセルジくんも竜胆も好奇心旺盛です。
私の好奇心が他人にとって迷惑であるように、
かれらの好奇心が私にとって大変迷惑な場合があります。
買ってきたばかりの本に嘴を入れるピピンさん、
おろした夏服に穴をあけようとするセルジくん、
先ほど開封したCDに突撃する竜胆。
勘弁してほしいものに限って狙いをつけるのは何故でしょうか?
この危機を回避するツールとしても役立ってほしいプレイグラウンドですが、
初日はやはり遠巻きでした。
もちろん設置したわよ。
うーん、ちょっと難しいですね。
善処します。
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2010.07.24 | コメント(8) | トラックバック(0) | すてきなピピンさん
