王国の進む道
やれめでたい元日の夜、本来ならば初夢に備え、
枕の下にピピンさんの写真をしのばせておくはずが、
今年は突如激しい頭痛に襲われそのまま昏睡。
新年1日目〆の言葉は「おおお」、でした。
さて、年始のピピンさんたちです。
2011年早々、ピピンさんはお玉様気分のようで、
セルジくんとイチャイチャしています。
隣の鏡台の上から竜胆がじっと見ていました。
最近の竜胆はちょくちょくピピンさんを観察しています。
特にピピンさんの紙切りに興味があるようで、
先日も紙切りが始まるとクッションの隙間から走り出て来て、
乱れたヘアそのままピピンさんをじっと眺めていました。
理由は明確です。
竜胆は昨年末頃から新聞紙を見ると、
「プキュゥ」と雄叫び(?)をあげて
飛び掛かっていくようになりました。
しかしお約束、毎度新聞紙に掴まりきれず
そのままゴロゴロと転がっていくのですが、
ジタバタと立ち上がるやいなや、
またも果敢に立ち向かっていきます。
どうやら竜胆、
新聞紙がたまらなく憎いようなのです。
とすれば、灰色の小さな脳細胞が活躍するまでもなく、
竜胆がピピンさんを観察しているのは、
彼女の持つ見事な紙切りの技、「穿孔連打」、
略して連ポリを会得するためだとわかります。
穿孔連打(連ポリ)
今日も紙片に開いたちんまりとした三角形の孔を見て、
まだ1ポリ、せいぜい2ポリしかできない竜胆ですが、
ピピン王国の後継者として歩み始めたのだなと、
私はえらく感慨深い気持ちになったのでした。
因みに私の頭痛ですが、
2晩寝るとけろりとなくなりました。
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2011.01.05 | コメント(6) | トラックバック(0) | ピピン王国の夜明け
