竜胆日記-後篇-
10月27日
さすが私達のもとに選ばれた子。
一週間も経たぬうちにこの貫禄です。
さゆりは起き上がれないのではと心配していますが、
大丈夫、こういうタイプのベイビーなのよ、と言うと安心した様子。
10月29日
気になる事が一つ。
せっかくの放鳥時間、ベイビーに会いに行くと毎回この状態。
いつも布で隠されています。
確かに私の傍には常にセルジがいますからね。
甘えん坊のセルジの嫉妬心に、さゆりが警戒する気持ちも解りますが・・。
そろそろ教育に入る時期ですよ。
ポイポポ、ゲゲなど、鳥らしからぬ鳴き声には問題があります。
いくら愛するさゆりとはいえ、人間には任せておけない領域というものがあるのです。
もうワタワタも少なくなってきました。
10月30日
親ばかとは、こういうものだと今日実感しました。
さゆりが竜胆を、そうそう、ベイビーの名前が決まったのです。
竜胆(リンドウ)。
その名の花のように美しい瑠璃紺色をしているからだと、これも親ばかですね。
その竜胆を掌で転がしたのですが、どう見てもこれはニギコロではありませんか?
未熟さは認めますが、将来有望なのではないでしょうか。
そのうえこの状態で毛繕いをはじめるなど、血こそ繋がっていませんが、私似の証拠です。
11月1日
竜胆はしきりと羽ばたくようになりました。
挿餌はまだもらっていますが、外見はもう大人の仲間入りです。
あとは立派に独り立ちしてくれるよう願うばかりです。
さゆりは兄弟姉妹がいる方がいいよね、と言います。
そうですね。子供にとっては一緒に成長できる相手がいる方が良いように思えます。
なので、春までお待ちなさいと言っておきました。
春になったら今度こそ私が貴女の雛を産んで差し上げますよ。
ブログランキング参加中ポチっと
2009.11.03 | コメント(10) | トラックバック(0) | ベイビー竜胆
