天井からこんにちは
「天井桟敷の人々」(1945年仏)
美女と4人の男の恋愛映画。
といえば身も蓋もない表現ですが(^_^;)
名作と評される映画全部に通じますが、どのシーンからも目が離せません。
完全オ-プン・セットの素晴らしさが存分に味わえますし、
なにより詩人ジャック・プレヴェールの洒落た脚本(台詞)にうっとりです。
そして美女役アルレッティ。当時おそらく47歳、
年増の艶のあるフェロモンに蹌踉めかずにはいられません。
フェロモンがでてるひと(左側)が紙切りに本腰を入れはじめました。
そろそろお玉様阻止計画を発動する時期です。
ピピンさんの手口は、口笛を吹いて私の注意を惹き、艶のある目(笑)で語りかけてきます。
これを無視するのがお玉様阻止計画第一段階です。
でも蹌踉めきがち・・・。
ついつい振り向いてしまいます。
P「どう?」
私「そう言われましても」
P「意気地のないひとね」
私「はぁ」
そんな脳内会話を察知してか、セルジくんのストーカー魂に火がつきました。
そんなやりとりがあったかどうか分かりませんが、
この後、セルジくんはずっとピピンさんの上にはりついていました。
こんな体勢なのにお顔は幸せそうです。
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プレヴェールの詩のキーワードでもある「鳥」の詩を中心に集めた詩画集です。こどもたちへの、どうぶつへの、ひとへの愛を可愛らしく、華があふれるように、そして辛辣に歌っています。
2009.09.08 | コメント(4) | トラックバック(0) | ピピンと映画
