南国でデジャヴュ
GW前半に高知へ行きました。
19本のトンネルを抜けて高知市へ到着すると、
何はさておき鰹のタタキだねと土佐料理店へ。
鰹のタタキと、ウツボの刺身と、
ドロメ(鰯の稚魚)のぬた合えと、
青さのりの天麩羅を昼間から日本酒で頂きました。
まっこと美味しかったです。
日本三大しょんぼり名所のはりまや橋を存外に堪能し、
ひろめ市場の活気に購買意欲を刺激されて初日からお土産を買い込み、
高知城を10cmヒールで登城という暴挙に出ました。
高知城と板垣退助さん。
天守閣のシャチホコがとても格好良い。
他の城のシャチホコと比べると、背中の棘や鰭が鋭利で攻撃的です。
翌日は、のいち動物公園と龍河洞へ。
龍河洞の入口。西遊記を思い出しました。
ひんやりとして暗く狭い通路を歩いて行けば、気分は地底探検家です。
そして、美しくも奇怪な鍾乳石を見る事が出来ます。
のいち動物公園。
この動物公園はお勧めです。
緑に囲まれた園内は動物園というより植物園の雰囲気で、
小規模な園だからか、動物たちとの距離がとても近いのです。
屋外にいたルリコンゴウインコのガルちゃん
とても頭がよくて、私が「バフ」(言葉の選択に意味はありません)と
10回ほど言っただけで、「バフッ」と返してきました。
アナホリフクロウ
セネガルショウノガン
鳥類にまけず私の心臓をキュンキュンいわせたのは、
ブチハイエナのブッチーくんとエナちゃん。
ずっと走りまわっていた活動的なブッチーくんと、
ずっとガラスにくっついていた物静かなエナちゃん。
大きな耳をそばだてて、何々?とガラスの外をのぞき見る2匹は、
とても可愛らしかったです。
『動いているナマケモノをご覧になったお客さんはとてもラッキーです』
とあったフタユビナマケモノなのですが、
館内に入ってすぐの場所にいたおかげで私と鉢合わせしてしまい、
驚いた私の声にビクンとしたナマケモノを見てしまいました。
右手を上げて移動しようとするナマケモノを、
同じスペースにいるワタボウシタマリンが凝視していました。
ウンピョウのコハクちゃん。しっぽがとても長いですね。
ブチハイエナと同様、私の心を鷲掴んだミズオオトカゲ
それまで一緒に展示を楽しんでいた相方が、
ここで私をそっと一人にしてくれました。
さて、動物園通であれば、私がのいち動物公園を訪れた
真の目的がまだ登場していないことにお気付きでしょう。
そう、それは、
!?
ハシビロコウです!
アフリカの湿地、草原地帯に住むコウノトリ目で、
体長は1m以上(翼を広げると2m超え)の、ちょっとした恐竜です。
繁殖期以外は単独行動で、
複数が同じ部屋にいても一定の距離を保つそう。
好奇心は強いのでしょうか、
相方が「ギュウギュウ」と擬音を発すると、
首を傾けじっと観察をしていました。
因みに頭のチョロ毛は冠羽に見えて寝ぐせだそうです。
どこかで見た様相だなぁと思っていたら、
我が家ではよく見る姿でした。
2012.05.03 | コメント(8) | トラックバック(0) | いきものと出会う
