暴かれた秘密基地
台風一過、秋風が部屋を通り抜けていきます。
これからだんだんと涼しくなり、何時の間にか
今日は寒いなぁなどと独りごちしているのでしょうね。
リンちゃんどうしたの?
「リンの、リンの秘密基地がっ」
日頃、竜胆がそこで嬉しそうに遊んでいるので、
ピピンさんは気になっていたようです。
ソファとカーテンの間にある竜胆の秘密基地を探索していました。
このままピピンさんのお気に入りになったら、
お玉ゼロ運動の発起人として大変困ります。
カーテンを下ろし、いかがなものかと思案していると、
セルジくんが秘密基地に入って行きました。
よし、ここはセルジくんに任せよう。
何といっても悲しいかな、
彼のピピンさんへのほとばしる愛は非常に要領が悪いのだ。
体を張ってピピンさんを怒らせているとしか思えない時もある程に。
今回も期待にそぐわず、ゴソゴソと不審な音が聞こえた直後、
ピピンさんのデスヴォイスとセルジくんの小さな悲鳴が聞こえ、
カーテンを震わせながらセルジくんが飛び出してきました。
とぼけるセルジくんと目を三角にしたピピンさん。
この後、気を削がれたのでしょう、
ピピンさんは秘密基地に入らなくなりました。
ありがとうセルジくん。
ところで、基地を蹂躙されてしょんぼりの竜胆には
新しい本を齧る事で気を紛らわしてもらいました。
これ、何故か古い本だとだめなのですよね。
のびーる竜胆。
(社)日本動物園水族館協会に動物園・水族館の被害状況と支援のお願いが記載されています
(財)日本動物愛護協会、(社)日本動物福祉協会、(社)日本愛玩動物協会、(社)日本獣医師会による動物ボランティア募集などの緊急災害時動物救援本部が立ち上がっています
2011.09.04 | コメント(8) | トラックバック(0) | すてきなピピンさん
