お洒落?
ここ10年ほど、私の髪は腰近くまでの長さを保っています。
センターパートロングヘアといえば聞こえがよいですが、
黒髪のせいか、はたまた爽やかから縁遠い顔つきのせいか、
率直な意見を口にする人からは魔女のようだと言われます。
このウィッチヘアはその名の通り実に危険で、
電車に乗ればドアに挟まれ我が身を不自然に固定し、
同乗者達は無言で体を震わせ、次の駅の乗客を慄かせます。
強風にあおられれば視界を遮り命を危険に晒し、そればかりか、
たまたま通りかかった車の運転手の手元を狂わすことも。
今朝は、左手人差し指の第一関節部分のひび割れに絡みつき、
一晩寝て治りかけていた傷口を新たにしてくれました。
とてもとても痛かったです。
とても物騒な髪ですが、この長さが私の好きなスタイルでも
あるのでなかなか次の髪型に移行できません。
水行でピピンさんのお玉様が落ち着きました。
晴れ晴れとしたお顔のピピンさんと
まだ諦めきれないセルジくん。
諦めきれないセルジくん。
ピピンさんはお玉様が終わると換羽が始まります。
他の女の子はどうなのでしょう、
ピピンさんに限っていえばパターンです。
今日はピピンさんの羽根が沢山落ちていました。
その中で尾羽根(の地味な部分)を拾い上げ、
興味津津の竜胆に見せると、早速遊び始めました。
ピピンさんなら直ちに私の手から羽根を奪い取り
くるくると回して遊びますが、
竜胆はひとはみ、ふたはみ、とお顔は一生懸命なのですが、
相変わらずゆっくりとした動作で羽根の先を吟味しています。
・・・竜胆ならできるかもしれない。
ピピンさんやセルジくんではできないある事を実行してみました。
プス
コザクラ組にはさっと落とされてしまいます。
しかし竜胆もさすがに違和感を感じたようで、
プリプルと身を震わせ振り向きました。
・・・気に入ったようです。
なんだか嬉しそうです。
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なんだか面白い小説です。第二次大戦後のロンドン、ミルドレッドは仕事の傍ら教区活動(教会の祭事やバザーなどの手伝い)に勤しむ平凡な30過ぎの未婚女性、「おひとりさま」です。彼女の地味だが充実した生活に、ハンサムな海軍将校の夫と文化人類学者の妻、美しいが高慢な未亡人が参入し、騒動を巻き起こす。慎ましい性格ゆえに周囲から「おひとりさま(=頼れるひと、便利なひと)」という固定観念のもといいように扱われる主人公ですが、内実”先進的な人々”を冷静に観察し疑問や忠言を独白する形で物語は進められます。なんとも女性らしい溜息まざりの辛辣な独白はユーモアであり、ふっと笑いがこぼれます。
2011.01.24 | コメント(10) | トラックバック(0) | 竜胆の不思議
